CAST


サルマーン・カーン

1965年12月27日ムンバイ生まれ。
インド映画界に君臨する「3カーン」(サルマーン・カーン、シャー・ルク・カーン、アミール・カーン)のなかでも一際目立つ強靭な肉体をもつボリウッドのトップ俳優。父は1970年代から80年代にかけてジャーヴェード・アクタルと共に、『炎』(75)等の脚本を手がけた人気脚本家のサリーム・カーン。1988年の『Biwi Ho To Aisi』の脇役でデビューした後、1989年に主演した『Maine Pyar Kiya』が大ヒット。純愛映画ブームを巻き起こした。続いて『サージャン 愛しい人』(91)、『Andaz Apna Apna』(94)、『Hum Aapke Hain Koun...!』(94)、シャー・ルク・カーンと共演した『カランとアルジュン』(95)、『ミモラ』(99)などが大ヒットし人気男優として君臨するようになる。なかでも、2家族の結婚による結びつきを描いた『Hum Aapke Hain Koun...!』はインド本国で観客の心を掴み、記録的大ヒットとなった。 2000年代には低迷した時期もあったが、『Wanted』(09)でアクション映画に復帰し人気を取り戻した。
そして2010年のイード(イスラム教の祭り)に公開された本作『ダバング 大胆不敵』がブロックバスター級のヒットとなり、以後「イード映画と言えばサルマーン・カーン」という方程式が定着する。また近年の主演作に『Bodyguard』(11)、『タイガー 伝説のスパイ』(12)等がある。

ソーナークシー・シンハー

1987年6月2日生まれ。
インドの伝説的俳優シャトルガン・シナーと60年代に“ミス・インディア”に選出された女優プーナム・シナーの娘として生を受ける。彼女の双子の兄であるラヴ・シナーとクシュ・シナーも、アシスタントディレクターや衣装デザイナーとしてボリウッドで活躍している。ソーナークシーはモデルとしてキャリアをスタートさせ、2008年のラクメ・ファッションウィークにてランウェイに進出。そして、本作で大スターであるサルマーンを相手役に女優デビューし、ボリウッド映画界で大ブレイクを果たす。 近年では『Son of Sardar』(12)をヒットさせ、2013年の『Lootera』では素晴らしい演技を見せている。

アルバーズ・カーン

1972年8月4日ムンバイ生まれ。
サルマーンの実の弟。俳優としては兄ほどの成功を収められていないが、自己のプロダクションを設立し、本作でプロデューサーデビューを果たした後、続編『DABANGG 2』(12)では監督デビューまで果たした。97年に本作に出演している女優マライカー・アローラーと結婚し一児をもうけている。 主な出演作として、『Fashion』(08)や『DABANGG 2』(12)などがある。

ソーヌー・スード

1973年7月30日生まれ。
実業家の父と教師である母のあいだに生まれる。ヒンディー語映画界のみならず、テルグ語映画を中心に南インドでも活躍しており、特に悪役で定評を得ている。本作での悪役振りも一際異彩を放っており、ガタイの良さでは、サルマーンを凌駕している。代表作は『Singh Is Kinng』(08)、『Jodhaa Akbar』(08)、『Arundhati』(09)、『Julai』(12)など。

マラーイカー・アローラー・カーン
(特別出演)

1973年8月23日ムンバイ生まれ。
商船で働く父と厳格なカトリック教徒である母のもとに生まれる。MTVがインドで立ち上げられた当初から番組ホストとして活躍し、数多くのMTVインディアのプログラムに出演、授賞式やコンサートの司会なども務めた。その後、モデルとして多くの広告塔を務め、98年にインドで公開され大ヒットを記録した映画『ディル・セ 心から』の中の「Chaiyya Chaiyya」でダンスを踊り「チャイヤー・チャイヤー・ガール」として一躍人気となる。プライベートでは、本作にて敵役を務めたアルバーズ・カーンと結婚し、息子をもうけている。妹のアムリター・アローラーも女優として活躍している。



STAFF


監督:アビナウ・スィン・カシュヤップ

1974年9月6日ウッタル・プラデーシュ州生まれ。
インド映画界で最先端を行く映画監督アヌラーグ・カシヤプの弟。しかし、アート志向の兄と正反対で、完全な娯楽路線で勝負をしている。『ダバング 大胆不敵』で監督デビュー。最新作は『Besharam』(13)。

脚本:ディリープ・シュクラー

ウッタル・プラデーシュ州生まれ。
90年代から活躍する脚本家で、『Andaz Apna Apna』(94)の台詞などを手掛けているが、彼が知名度を獲得したのは何と言っても本作がきっかけである。『ダバング 大胆不敵』のプロジェクトはそもそも彼がアルバーズ・カーンに脚本を持ち込んだところから始まった。『DABANGG 2』(12)でも脚本を務めている。今後も北インドの風土に根ざした脚本・映画作りが期待されている。

音楽:サージド=ワージド

兄サージド・アリーと弟ワージド・アリーの兄弟からなる作曲家コンビ。
二人は音楽一家に生まれ、父であるウスタード・シャラーファト・カーンは有名なタブラー(インドの太鼓の一種)の演奏家であり、祖父のウスタード・アブドゥル・ラティーフはインド政府から国民栄誉賞を受賞した経歴を持つ作曲家。サージドは作曲家として活躍する以前は貿易商として生計を立てようとしていたが、友人の影響を受け作曲家としての道を歩むことを決意する。二人は元々、父ウスタード・シャラーファトのアルバムに参加していたが、そのアルバムが販売されることはなかった。彼らが99年に発表した「Deewaana Tera, Ab Mujhe Raat Din」と「Iss Kadar Pyaar Hai」は大ヒットとなり、その翌年から映画音楽の世界で活躍するようになり、以来『Partner』(07)や『Rowdy Rathore』(12)などヒット曲を連発している。

音楽:ラリト・パンディト

兄ジャティンも作曲家として活躍しており、元々はジャティン=ラリトとしてコンビで活躍していたが、現在はソロで映画音楽を手掛けている。二人は有名クラシック音楽の作曲家パンディト・ジャスラージの甥にあたり、父からは兄弟で音楽の専門教育を受け、さらに演奏家ピャーレーラール・ラームプラサード・シャルマーからギターとピアノの英才教育を受けた。91年から作曲家としてのキャリアをスタートさせ、『DDLJ シャールク・カーンのラブゲット大作戦』(95)、『Kuch Kuch Hota Hai』(98)、『家族の四季 -愛すれど遠く離れて-』(02)など、数々の名曲を手掛けて来た。本作では「Munni Badnaam Hui」の1曲のみを手掛けている。

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