解説
武侠小説家・金庸の代表作『射鵰英雄伝』、最新ドラマが日本初上陸!
全世界で多くの人々に愛される武侠の聖典が、新たな冒険の物語を紡ぎ出す!!

武侠小説家・金庸の代表作『射鵰英雄伝』、最新ドラマが日本初上陸!全世界で多くの人々に愛される武侠の聖典が、新たな冒険の物語を紡ぎ出す!! 『射鵰英雄伝』は金庸が著した作品のうちでも、最も高い人気を誇る。その証拠に映像化された回数も最多で、映画化されること実に6回、ドラマは最新版となる本作を含めて9シリーズが制作されている。リー・ヤーポン(『笑傲江湖』)&ジョウ・シュン(『画皮 あやかしの恋』)主演版のドラマ『射鵰英雄伝』は、日本でもTV放送されたことで多くの熱狂的なファンを生み、“武侠”がひとつのジャンルとして認知される原動力となった。そして、前作のリリースから10年目となる2014年、待望の最新版がお目見えする。 大ヒットドラマ『宮廷女官 若曦』を手掛けたリー・クォックラップをはじめ、スタッフには時代劇を得意とする面々が顔を揃えた。主人公の郭靖(かく・せい)を演じるのは、『1911』やジャッキー・チェン主演映画のドラマ版『THE MYTH 神話』で知られるフー・ゴー。撮影中、自動車事故で重傷を負うという不幸な出来事もあったが、3年の年月を費やして完成をみた本作で、彼は見事にカムバックを果たす。視聴率は各地でNo.1を記録、昆明、武漢、太原、四川では年間トップの数字となり、その後何度も再放送されるほど好評を博した。ヒロインの黄蓉(こう・よう)に扮するのは、『蘭陵王』のアリエル・リン。新聞社主催の美少女コンテストでグランプリを獲得したことをきっかけに芸能界入りした彼女は、アイドル的な人気を誇りながらも演じる役柄は幅広く、第43回電視金鐘奨 最優秀主演女優賞を受賞した実績もあり、その演技力には定評がある。「フー・ゴー演じる郭靖は史上最高のカッコよさ!」「キュートでミステリアスな黄蓉はアリエル・リンにぴったり!」と本国での評判も上々だった。金庸作品の面白さのひとつに個性豊かな脇役たちの存在があげられるが、本作でそうしたひと癖もふた癖もあるキャラクターをアンソニー・ウォンやレオン・カーヤンといった香港映画界のベテラン俳優たちが演じている。名優たちの熱演が波瀾万丈のストーリーを盛り上げ、決定版といえるドラマが完成した。 義兄弟の契りを結んだ忠義の士―その忘れ形見として生を受けた2人は、やがて劇的な邂逅を果たす。草原の英雄・チンギスハーンの庇護のもとに大きくなった郭靖と、金国の王子として育った楊康(よう・こう)は、18年の時を経て雌雄を決すべき運命を背負わされていた。2人を取り巻く陰謀と恩讐、武芸の秘伝書を巡って巻き起こる達人たちの攻防…。激動の時代を背景に、少年の成長と冒険をロマンたっぷりに描く壮大な大河ドラマ!