CAST


申東赫(シン・ドンヒョク)

1982年11月19日、北朝鮮平安南道价川(ケチョン)市の国家保衛部管轄の第14号管理所(強制収容所のこと)に生まれ、現在、韓国在住の脱北者。両親ともに政治犯強制収容所の収容者。表彰結婚により東赫は生まれた。生まれながらの政治犯として、完全統制区域で強制労働の日々を過ごす。1996年に母と兄(二人は後に公開処刑)が脱走を企てるが、失敗し、当時13歳だった東赫にも拷問が加えられ、地下の秘密監獄に7カ月間拘禁される。2005年1月、収容所を脱出し、同年2月に豆満江を渡り中国に。2006年2月、上海の韓国領事館に身柄を保護され、同年8月に韓国に渡る。現在は、韓国と米国を行き来する生活の中で、強制収容所についての証言や、ボランティア活動などを行っている。
自著「収容所に生まれた僕は愛を知らない」(李洋秀訳/KKベストセラーズ刊)、アメリカ人ジャーナリスト、ブレイン・ハーデンによる「北朝鮮14号管理所からの脱出」(園部哲訳/白水社刊)なども出版されている。

STAFF


監督:マルク・ヴィーゼ(Marc Wiese)

2013年現在、46歳のドイツ人。15年以上テレビ及び映画のドキュメンタリー作品を撮り、世界に送り出してきた。ボスニア、パレスティナ、ベルファストなど、戦闘状態にある地域を取材。国際映画祭で多数の賞を受賞している。

<主なフィルモグラフィ>
“The Picture of the napalm Girl”(09〜10) 52分 
1972年、ベトナム。ナパーム弾を受けた幼い少女が写真に撮られ、世界で最も有名な戦争写真のひとつとなる。写真は少女を救い、カメラマンはピューリッツァー賞を得た。そんな写真の背景に迫った作品。本作は第19回上海テレビ祭マグノリア賞、2011年ニューヨークフェスティバル、テレビ・映画部門銀賞、2011年シカゴ国際映画祭ヒューゴ・テレビ賞など数多くの賞を受賞。
“KANUN- Blood for honour”(07) 92分  
アルバニア北部では、多くの人々が“血の報復”に脅えている。彼らは家を出ることもできない。 “血の報復”と、“カヌン”と呼ばれる慣習法に挑む1人の尼僧を追った。2009年ビアリッツ映画祭最優秀ドキュメンタリー賞受賞
“Death by delivery”(01) 45分
約400人の安楽死に手を貸したロルフ・シグは、カメラの前で、病気ではない老女たちを自殺させる。安楽死についての映画であると同時に、その裏返しともいえる、重病でも生き続けたいと願う人々についての映画でもある。2001年ドイツ社会派ドキュメンタリー賞受賞
“Forlorn, Forgotten, For sale”(96) 45分
ベルリンで殺された約50人のベトナム人と警察やマフィアとの関係、破壊された幻想を追う。1996年ドイツARD CUVUS 賞受賞。

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