CAST


楊業(ようぎょう)

生涯を国に捧げ、何人にも分け隔てなく接する真の忠臣であり、主君への忠義を貫く男。類稀なる才能で百戦錬磨、「楊無敵」と呼ばれ、国家に多大なる貢献をした名将である。しかし、年老いた身を悟り自分の7人の息子に自らの栄誉を継がせ、自らは退くべきだと考えるようになる。


アダム・チェン(鄭少秋/Adam Cheng)

1947年2月24日香港生まれ。香港を代表する国民的スターであり、16歳の時に映画会社の俳優養成所でのレッスンを経て、66年に映画デビューを果たす。70年に香港のTV局TVBと契約しドラマでブレイク。現在まで多数のドラマに出演し認知度の高い国民的俳優となる。香港時代劇俳優として数えきれないほどの作品で主演を務め、83年には香港電影金像奨(香港アカデミー賞)で数々の賞に輝いた超大作『蜀山奇傅 天空の剣』に出演し、世界的にその名を知られるようになる。88年にはツイ・ハーク製作の『ガンメン 狼たちのバラッド』で麻薬王という今までになかった悪役を演じ、新たな境地を開拓した。また、歌手としても数々の曲でミリオンヒットを飛ばしており、『レジェンド・オブ・フラッシュ・ファイター 格闘飛龍 方世玉』(93)ではジェット・リーと共演し挿入歌も唄った。映画俳優や歌手として活躍するだけではなく、舞台俳優としても数々の名優たちとの共演を果たしている。さらに、テレビ番組の司会などもこなすマルチな才能の持ち主である。

長男・楊延平(ようえんぺい)

楊一族の長男であり、弟たちは常に彼をリーダーと崇めている。冷静な判断力でリーダーシップを発揮する。格闘の腕ではほかの兄弟たちには劣るが、軍事戦略では及ぶ者はなく、七兄弟の精神的な支柱でもある。



イーキン・チェン(鄭伊健/Ekin Cheng)

1967年10月4日香港生まれ。香港で人気を誇るトップスターの一人。学生の時にスカウトされCMに出演し注目される。その後、TVBの俳優養成所に入り、ドラマの脇役などを経てトニー・レオン、チャウ・シンチーらを輩出した子供番組「430穿梭機」の司会に抜擢される。92年に映画デビューを果たし、俳優以外でも歌手として活躍している。96年の『欲望の街 古惑仔I 銅鑼湾(コーズウェイベイ)の疾風』の大ヒットによって一躍スターの仲間入りを果たし、日本でも注目されるようになる。その後、メガヒットを記録した『風雲 ストームライダーズ』(98)では香港四大天王の一人であるアーロン・クォックと国際的に活躍する千葉真一と共演し不動の人気を得る。さらに、『東京攻略』(00)では中村トオルや阿部寛との共演を果たし、崔洋一監督による日本映画『カムイ外伝』(09)にも出演し活躍の場を広げている。また、プライベートでは女優のヨーヨー・モンと2013年1月に東京で挙式を挙げ、幸せな生活を送っている。

次男・楊延定(ようえんてい)

七兄弟の中でもっとも率直で裏表のない人物。自身が軍事戦略に長けていないことを自覚しており、兄・延平を尊敬している。戦場の前線に立ってほかの兄弟たちを守れるようにより強く逞しくなるための努力を惜しまない。兄弟の中でもっとも勇敢な男である。



ユー・ボー(于波/Yu Bo)

1976年7月22日中国生まれ。北京電影学院を卒業した後、2001年にドラマ「蕭十一郎」で主役に抜擢されて注目を集める。翌2002年にもロマンチックな学園恋愛ドラマ「水晶之恋」で主演を果たし、さらに主題歌にも挑戦。歌唱力と演技力で多くの女性ファンを獲得して一躍スターダムに駆け上がる。2011年には中国海軍の発展過程を描いたドラマ「海魂」で主演を務め、本作は中国全土で高視聴率を記録した。数多くの歴史ドラマで主役を演じ、中国国内で確固たる地位を築いている。

三男・楊延安(ようえんあん)

周りに自分の存在を忘れさせるほど無口ではあるが、観察力に優れた抜群の射撃手である。戦場の鷹の目として、弓隊を見事に指揮する。



ヴィック・チョウ(周渝民/Vic Chou)

1981年6月9日台湾生まれ。台湾・華流を代表するアイドル・グループ「F4」のメンバー。2001年に友人が応募したドラマのオーディションに付き添いで行ったところ、プロデューサーの目にとまり、後にアジアで記録的ヒットとなったドラマ「流星花園~花より男子~」で俳優デビュー。同作で共演したジェリー・イェン、ヴァネス・ウー、ケン・チュウらとグループ「F4」を結成し大ブレイク。デビューアルバム「流星雨」は400万枚以上を売り上げる大ヒットを記録。その後、日本でも人気が爆発し、07年には台湾観光大使に任命される。アイドルとして活動しながらも、ジョニー・トー監督の『僕は君のために蝶になる』(08)で映画デビューを果たす。そして、日台合作の『闘茶~Tea Fight~』(08)では香川照之や戸田恵梨香と共演し、台湾マフィアのボスという役柄を演じ日本での知名度をさらにアップさせた。その後も「流星花園II〜花より男子〜」、「ブラック&ホワイト」、「ラストロマンス〜金大班〜」など、多数のドラマに出演し人気を博している。

四男・楊延輝(ようえんき)

自由を愛して詩をたしなみ、友人たちと酒に興じる楽天的な男。人一倍愛情深い彼にとって戦うということは国家を危機から守ることでなく、親兄弟を救うためと考えている。



リー・チェン(李晨/Li Chen)

1978年11月24日中国生まれ。97年に主演を務めたドラマ「十七岁不哭」で注目され、その後も「风车」、「风和日丽」、「北京青年」などに立て続けに出演し、“演技派俳優”としての地位を築き上げる。そして97年には『花季雨季』で映画俳優としてデビュー。その後、中国の戦争小説「官司」を映画化した『戦場のレクイエム』(07)ではシリアスな演技を披露し更なる人気を獲得。中国・唐山で発生した唐山大地震を描いた感動作『唐山大地震 想い続けた32年』(10)では父を失いながらも母を必死で支える息子を演じ、多くの観客の涙を誘った。2010年には「晨光倒影」というタイトルで書籍を出版。さらに舞台の脚本執筆を行うなど幅広い活躍を見せている。

五男・楊延徳(ようえんとく)

7人のうちでもっとも控えめでやさしく、戦いを嫌い勉学に励んでいる。四男の延輝とは戦場の良きパートナーである。医学に精通し、救出の際には父の治療に当たる。



レイモンド・ラム(林峯/Raymond Lam)

1979年12月8日中国生まれ。18歳から19歳までの間、南カリフォルニア大学建設科に留学し、98年にTVBの俳優養成所に入所する。2001年にはドラマ「美味情縁」でデビューを果たし、その後も次々とドラマにレギュラー出演し話題となる。2005年には香港・台湾で最も潜在能力がある新人に贈られる港台最具潜質新人賞を受賞し、一気に注目を浴びる。また、歌手としても活躍しており、自身が出演したほとんどのドラマでテーマ曲を担当している。そして、2011年には中華圏有数の音楽アワード「十大勁歌金曲頒奨典礼」で「最も歓迎されたデュエット賞」など計4賞に輝き、最多受賞者としてその実力を知らしめた。2001年には人気女優レイン・リーと共演した恋愛映画『別恋』でハンサムな青年建築家を演じ、多くの女性を虜にした。近年では、中国に伝わる民間説話「白蛇伝」を題材に映画化されたチン・シウトン監督による『白蛇伝説 ホワイトスネーク』(12)に出演し、ジェット・リーやビビアン・スーとの共演を果たす。

六男・楊延昭(ようえんしょう)

天性の才能に恵まれたカンフーの達人であり、槍の扱いに関しては兄弟の中で右に出る者はいない。戦場での機転は長男・延平よりも優れ、武術においては次男・延定の力技にはない深みに達している。



ウーズン(呉尊/Wu Chun)

1979年10月10日ブルネイ生まれ。祖父の代に台湾から移民した華僑出身で、オーストラリアのロイヤルメルボルン工科大学で学んだ後、2005年に台湾旅行中に人気女性ボーカルトリオ「S.H.E」のエラ・チェンとプロデューサーの目にとまり、2005年にアイドル・グループ「飛輪海(フェイルンハイ)」を結成し絶大な人気を博す。アジア各国の新人賞を総なめし、2007年には日本デビューを果たす。俳優としては北川みゆき原作のドラマ「東京ジュリエット 〜東方茱麗葉〜」で主演を務め高い評価を受ける。その後も、「花ざかりの君たちへ」、「ろまんす五段活用」など日本の漫画を原作としたドラマに出演しその人気を不動のものにする。そして、ジングル・マー監督の『バタフライ・ラヴァーズ』 (08)で映画デビューを飾り、『処刑剣 14BLADES』(10)では盗賊団の頭目を演じ新たな境地を開拓する。2011年には「飛輪海」を脱退し、現在は俳優業に活動をシフト。人気ドラマ「金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件」に出演し「Hey!Say!Jump」の山田涼介と共演し日本でも活動の場を広げている。

七男・楊延嗣(ようえんし)

武術に秀でてはいるが、若気の至りが引き起こすトラブル・メーカーでもある。不正な権力には決して屈しようとしない強い心の持ち主である。



フー・シンボー(付辛博/Fu Xin Bo)

1987年3月5日中国生まれ。2007年からシンガーのジン・ボーランと共にアイドルユニット「BOBO」のメンバーとして活動をスタートさせる。2010年にはオムニバス形式の恋愛映画『ホット・サマー・デイズ』に出演し、ニコラス・ツェー、ダニエル・ウー、ショーン・ユーなどの人気俳優に囲まれながらも新鮮な印象を残した。最新作となる短編映画『这一刻,爱吧』(13)では、出演だけでなく主題歌も担当している。タレントとしても活躍しており、韓国のバラエティ番組「私たち結婚しました」に出演。人気ガールズグループ「T-ara」のヒョミンと仮想の夫婦を演じ、韓国でも人気を博す。2011年に「BOBO」を解散して以降はソロとして活躍。2013年には、アジア各地の音楽プロデューサーが手掛けた2年ぶりとなる最新アルバム「Mr.X」を発売し、美少年から成長した男としての魅力を歌い上げた。


STAFF


製作・監督・脚本:ロニー・ユー
于仁泰 Ronny Yu

1950年香港生まれ。イギリスで中学、高校時代を過ごし、アメリカのオハイオ州立大学に留学。南カリフォルニア大学では映画や演劇を専攻し、卒業後はABC-TVの報道部で制作助手を務めた後、74年に香港に戻る。広告会社のプロダクション・マネージャーを経て、76年に映画界へと進出。79年に友人で元刑事の俳優兼脚本家であるフィリップ・チャンの誘いで『牆外牆內』(未)で共同監督としてデビューを果たす。そして、93年には剣術ロマンス『白髪魔女伝』を監督し、煌びやかなビジュアルで独自のスタイルを確立し同作は香港で大ヒットを飛ばした。香港映画ながらハリウッド的な作風が注目され、『タオの伝説』(97)でハリウッドに進出する。主にホラー映画のジャンルで活躍し、98年には『チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁』(98)を監督しシリーズを復活させた。また、世界中で大ヒットを記録した『フレディvs.ジェイソン』(03)では、人気シリーズである『エルム街の悪夢』と『13日の金曜日』のキャラクターを対決させ、ホラー・ファンたちを熱狂させた。ホラー作品以外にも、ロバート・カーライルとサミュエル・L・ジャクソン共演の『ケミカル51』(01)では、演技派俳優二人のユーモアと痛快なアクションを見事に融合させ全く新しいドラッグ・ムービーを完成させた。その後もジャンルに縛られることなく、ジェット・リー主演のカンフー・アクション映画『SPIRIT』(06)では伝説の中国武術家・フォ・ユェンジャア(霍 元甲)を描き日本でも大ヒットを記録した。

アクション監督:トン・ワイ
董瑋 Tung Wai

1952年1月7日香港生まれ。10歳で中国戯劇学院に入学。京劇パフォーマンス・グループ「七小福」に所属し、少年時代のジャッキー・チェンやユン・ピョウとともに活動する。61年に俳優として映画デビューし、その後ブルース・リー主演の『燃えよドラゴン』(73)に出演。77年には『少林寺怒りの鉄拳』で主演すると共に初メガホンをとる。翌年には『死亡遊戯』(78)で再びブルース・リーと共演し、アクション監督も担当。さらに、盟友のジャッキー・チェンやユン・ピョウと共に『プロジェクトA』(83)や『五福星』(83)シリーズなどのヒット作に出演。その後は、『男たちの挽歌』(86)や『ツインドラゴン』(92)など、これまでに70作以上のアクション監督を務めている。近年では、ジェット・リー主演の『HERO/英雄』(02)、木村拓哉とトニー・レオンが出演した『2046』(04)、真田広之とチャン・ドンゴンが出演した『PROMISE 無極』(06)などを手掛けている。2005年にはドニー・イェンと死闘を繰り広げた『SPL/狼よ静かに死ね』で、久々にアクション俳優として第一線に復帰している。

音楽:川井憲次
Kawai Kenji

1957年4月23日生まれ。映画、アニメ、CMなどジャンルを問わずに活動する作曲家。87年に押井守監督の実写映画『紅い眼鏡』で楽曲を手掛け、「機動警察パトレイバー」(TVシリーズ、OVA、劇場版)や『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(95)などほぼ全ての押井監督作品での作曲を担当する。さらに、一大ブームを巻き起こしたホラー映画『リング』シリーズや実写映画『GANTZ』シリーズ、近年では『クロユリ団地』(13)など数多くのヒット作の音楽を担当。日本国内のみならず海外でも活動しており、フランス映画『ブラッディー・マロリー』(02)、クォン・サンウ主演の韓国映画『美しき野獣』(06)、ドニー・イェン主演の香港映画『イップ・マン 序章/葉問』(08、10)など国際的に活躍している。2008年に楽曲を手掛けた『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』が第41回シッチェス・カタロニア国際映画祭に出品され、最優秀映画音楽賞を受賞した。映像作品以外にもゲームやテレビ番組にも楽曲を提供している。

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