CAST


ヴィクラム(Vikram) クリシュナ役

1966年南インド生まれ。
デビュー後10年近くは泣かず飛ばず。数々の主演俳優の吹替えなどの下積み生活が長かった。
奇才バーラーの初監督作『セードゥ』(1999)で粗暴がゆえに悲劇に見舞われる若者を演じ、映画は大ヒット、一躍注目を浴びる。
その後は次々とヒット作を飛ばし、タミル語映画界で不動の地位を築く。『ジェミニ』(2002)、『サーミ』(2003)などのように正統派のアクションヒーローも演じるが、彼の真骨頂は他のスターなら演じないような役柄を変幻自在に怪演するずば抜けた演技力である。2002年の『カーシ』では盲目の歌い手を演じ、高い評価を受けた。バーラー監督と再びタッグを組んだ『ピターマハン』(2003)ではナショナル・アワードで最優秀男優賞を獲得し、インドを代表する演技派俳優へと上りつめる。他の代表作に、『ロボット』の人気監督シャンカルと組んだ『アンニヤン』(2005)や、『ボンベイ』の名匠マニラトナム監督作の『ラーヴァン』(第23回東京国際映画祭上映作品)など。日本のアカデミー賞にあたるナショナル・アワード以外に、フィルムフェア賞最優秀タミル男優賞、タミルナードゥ州政府映画賞最優秀男優賞など数々の賞を受賞。

ベイビー・サーラー(Baby Sarah) ニラー役

2006年ムンバイ生まれ。
父親は長らくインド中部の都市ボーパールで舞台俳優として活躍、ここ2、3年は映画にも進出するようになった。1歳半から子役として、マクドナルド、マギースープなど多数のCMに出演。
本作の監督との初めての出会いもCMであった。2010年ヒンディー語短編映画『ミシャー Misha』でデビュー。長編デビュー作はヒンディー語の『404』(2011)だが、主演級の役柄を演じるのは本作が初めてとなる。ヒンディー語と英語は堪能だが、本作のためタミル語を学習し、台本をほぼ丸暗記して、主演のヴィクラムに先んじて彼のセリフを唱えるほどになった。本作でヴィジャイ・アワード審査員特別賞、ジャヤ・アワード最優秀子役賞などを受賞し、高い評価を得て、ヒンディー語、タミル語映画界で活躍中。
インタビューでは、おしゃまでしっかりした一面を垣間見ることができる。
「とても素晴らしい映画です。観てもらえれば、その素晴らしさがわかると思います。私はこの映画が大好きです。きっとあなたにも好きになってもらえると思います」by サーラ―

アヌシュカー (Anushka) 弁護士アヌラーダー・ラグナーダン(アヌ)役

1981年カルナータカ州マンガロール生まれ。
バンガロールの大学でコンピュータ学科を卒業。デビュー作は、テルグ語の『スーパーSuper』(2005)。その演技が注目され、S.S.ラージャマウリ監督(『マッキー』)の『ヴィクラマールクドゥ Vikramarkudu』(2006)で主演女優に起用され、映画は大ヒットとなる。さらに、『アルンダティ Arundhati』で自らの過去に秘められた数奇な運命と闘う女性を演じ、映画は当時のテルグ語映画興行記録を樹立。自身もフィルムフェア賞最優秀女優賞、ナンディー賞を獲得する。2006年には、『レンドゥ Rendu』(2006年)でタミル語映画界にもデビューを果たす。以後、テルグ語、タミル語映画のトップスターと数々の作品で共演を果たす。代表作に、『シンガム Shingam』(2010)、『ヴァーナム Vaanam』(2011)など。2013年も、タミルで『シンガム2 Shingam2』、テルグで『ミルチ Mirchi』が大ヒットを記録し、現在最も期待される、引く手あまたの人気女優である。

アマラー・ポール (Amala Paul) 事務局長シュヴェータ・ラージェンドラン役

1991年ケーララ州コーチ生まれ。
2009年、マラヤーラム語映画の『ニーラターマラ Neelathamara』でデビュー。その後、タミル語映画界に進出し、『マイナー Mynaa』(2010)で壮絶な悲劇に出会う無垢な村娘の役を演じ、注目を浴びる。本作以降も、『ヴェーッタイ Vettai』(2012)、『カーダリル・ソダップヴァドゥ・イェッパディ Kadhalil Sodhappuvadhu Yeppadi』(2012)とヒット作が続き、最新作『タライヴァー Talaivaa』(2013)では、人気スター、ヴィジャイと組んで大ヒットを記録。『マイナー』でヴィジャイ・アワード最優秀新人女優賞を受賞。

ナーセル (Nasser) バーシャム弁護士役

1958年タミルナードゥ州生まれ。
学生時代から演劇に興味を持ち、チェンナイの映画学校で学ぶ。チェンナイのタージ・コロマンデル・ホテルでウェイターとして働きながら、映画界へのチャンスをうかがう。初出演作は、1985年の『カリヤーナ・アハディハル Kalyana Agadhigal』。その後、『チャンドラムキ 踊る!アメリカ帰りのゴーストバスター』、『ボンベイ』、『パダヤッパ~いつでも俺はマジだぜ!~』、『ジーンズ~世界は二人のために』、『ロージャー』、『愛は至高のもの』など、悪役から優しい父親までさまざまな役柄で、300本を超える作品に出演。タミル映画界を代表する名バイプレイヤー。 監督としても、『アヴァダーラム Avatharam』(1995)、『デーヴァダイ Devathai』(1997)など4本を演出。2010年のハリウッド映画『フェア・ゲーム』(監督:ダグ・リーマン、主演:ナオミ・ワッツ、ショーン・ペン)には端役で出演している。

サンダーナム (Santhanam) ヴィノード弁護士役

1980年チェンナイ生まれ。
今やタミル語映画には欠かせないコメディー俳優。TVのコメディー番組出身で、映画初出演は2004年の『マンマダン Manmadhan』。他に、『ロボット』、『マッキー』など50本を超える作品に出演。コメディー映画『カンナー・ラッドゥ・ティンナ・アーサイヤー Kanna Laddu Thinna Aasaiya』(2013)では、製作、脚本、主演に挑戦。これまでにヴィジャイ・アワード最優秀コメディー俳優賞を4度受賞するなど、まさにタミル映画界のコメディー・スーパースターの名にふさわしい。

STAFF


A.L.ヴィジャイ 監督・脚本

1979年生まれ。
インド・ステート銀行など150本を超えるCMを製作する人気CMディレクターとしても知られる彼は、2003年から有名監督プリヤダルシャンの助監督として映画製作に関わるようになる。初監督作品は、2007年の『グリーダム Kireedam』。ヒンディー語映画のリメイク作品『ポイ・ショッラ・ポーローム Poi Solla Porom』(2008)に続く第3作『マドラーサパッティナム Madrasapattinam』(2010)では、インド人男性とイギリス人女性との時を超えた恋を描き、高い評価を得る。本作『神様がくれた娘』で、ジャヤ・アワード人気監督賞を受賞。続くアクション大作『ターンダヴァム Thaandavam』(2012)で本作に続き再び、ヴィクラムとタッグを組む。いずれの作品も、ありきたりでない、ひねりを効かせた設定のもと、練りに練られた脚本でストーリーを展開することを得意とする。人気スター、ヴィジャイを起用した最新作『タライヴァー Thalaivaa』が現在大ヒット中。

G.V.プラカーシュ・クマール 音楽

1987年チェンナイ生まれ。
『スラムドッグ$ミリオネア』でアカデミー音楽賞を受賞したA.R.ラフマーンは、彼の母方の叔父にあたる。A.R.ラフマーンが手掛けた1993年のタミル語映画『ジェントルマン Gentleman』ではプラカーシュ・クマールが可愛らしい歌声を披露している。そして弱冠17歳にして、タミル語映画『ヴェイル Veyil』(2006)の音楽担当に抜擢されて以降、A.R.ラフマーンゆずりの斬新な楽曲を数々の作品に提供。代表作に、『アードゥカラム Aadukaram』(2010)、『血の抗争 Part1, Part2』(2012)など。フィルムフェア賞タミル語最優秀音楽監督賞、ヴィジャイ・アワード最優秀音楽監督賞、MTVビデオ・ミュージック・アワード・インド最優秀地方語音楽ビデオ賞を受賞するなど若くして高い評価を受けている。

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