『禁忌』


CAST


杉野希妃 浅井咲良 役

1984年広島県出身。
慶應大学在学中に留学先の韓国で女優デビュー。『歓待』(10/深田晃司監督)、『おだやかな日常』(12/内田伸輝監督)、『ほとりの朔子』(14/深田晃司監督)等で女優兼プロデューサーとして数々の映画祭に招待され、国内外で脚光を浴びる。東京国際映画祭(11)と台北映画祭(13)で特集が組まれる他、ロッテルダム国際映画祭(14)に日本初の審査員として招待される。初監督作『マンガ肉と僕』が東京国際映画祭、監督第二作『欲動』が釜山国際映画祭でワールドプレミア上映され、新人監督賞を受賞。『三泊四日、五時の鐘』(三澤拓哉監督)、『群青色の、とおり道』(佐々部清監督)が公開待機中。

太賀 望人 役

1993年東京都出身。
2007年に『バッテリー』に出演。2008年、『那須少年期』で初主演し、その後、『ひゃくはち』(08)、『青い鳥』(08)、『真夏のオリオン』(09)、『RISE UP』(09)、『孤高のメス』(10)、『さんかく』(10)、『スイッチを押すとき』(11)、『アントキノイノチ』(11)、『桐島、部活やめるってよ』(12)、『男子高校生の日常』(13)、『人狼ゲーム』(13)等、多数の映画作品に出演。2014年は『ほとりの朔子』、『MONSTERZ』、『私の男』、『禁忌』、2015年『アゲイン 28年目の甲子園』、『マンガ肉と僕』等、出演映画の公開が続き、TAMA映画賞の最優秀新進男優賞を受賞した。

佐野史郎 小波充 役

1955年山梨県出身。
アベベネクスト所属。1975年、劇団「シェイクスピア・シアター」に創設メンバーとして参加。1980年、唐十郎主宰の「状況劇場」に移り、1984年まで在籍。1986年に『夢みるように眠りたい』(林海象監督)で映画初主演を果たす。ゴジラシリーズや『太陽』(05/アレクサンドル・ソクーロフ監督)でも話題を呼ぶ。近年では、『千年の愉楽』(13/若松孝二監督)、『偉大なる、しゅららぼん』(14/水落豊監督) 、『オー!ファーザー』(14/藤井道人監督)等に出演。テレビや映画、舞台への出演の他、音楽活動、本の執筆もこなし、多方面で活躍している。

山本剛史 菊田泰史 役

1976年愛知県出身。
主な作品に『ばかのハコ船』(03/山下敦弘監督)、『ピーカン夫婦』(04/元木隆史監督)、『リンダ、リンダ、リンダ』(05/山下敦弘監督)、『堀川中立売』(10/柴田剛監督)、『バチアタリ暴力人間』(10/白石晃士監督)、『マイ・バック・ページ』(11/山下敦弘監督)、『さよならドビュッシー』(12/利重剛監督)、『おだやかな日常』(12/内田伸輝監督)、『同じ星の下、それぞれの夜 FUNFAIR』(12/真利子哲也監督)等がある。14年は『あすなろ参上』(真利子哲也監督)、『福々荘の福ちゃん』(藤田容介監督)、『超能力研究部の3人』(山下敦弘監督)が公開。

藤村聖子 清宮苗 役

1991年兵庫県出身。
フラーム所属。これまで、映画『天然コケコッコー』(07/山下敦弘監督)、『ラブファイト』(08/成島出監督)、『舟を編む』(13/石井裕也監督)、『はじまりのみち』(13/原恵一監督)、『もらとりあむタマ子』(13/山下敦弘監督)等に出演。その他、ドラマやCMなどで活躍している。

森岡龍 二瓶一 役

1988年東京都出身。
2004年、映画『茶の味』でデビュー。以後『亡国のイージス』(05)、『グミ・チョコレート・パイン』(07)、『ハッピーフライト』(08)、『色即ぜねれいしょん』(09)、『君と歩こう』(10)、『あぜ道のダンディ』(11)など数多くの映画に出演。石井裕也監督作品は常連。テレビドラマは「ゴーイングマイホーム」(12)、「あまちゃん」(13)等に出演。13年に第25回フジテレビヤングシナリオ大賞「人生ごっこ」でドラマ初主演。また、映画監督として『つつましき生活』(07)、『硬い恋人』(10)、『ニュータウンの青春』(12)がPFFに3度入選するなど、幅広く活躍している。

月船さらら 薩川詩穂 役

1975年滋賀県出身。
アベベネクスト所属。1994年、宝塚音楽学校に入学し、男役スターとして活躍。2005年、同歌劇団退団。退団後はテレビ、映画に活躍の場を広げる。2007年、『さくらん』(蜷川実花監督)で映画デビュー。『世界で一番美しい夜』(08/天願大介監督)、『つむじ風食堂の夜』(09/篠原哲雄監督)でヒロインを演じる。2009年、第30回ヨコハマ映画祭の最優秀新人賞、第3回おおさかシネマフェスティバルの最優秀新人賞を受賞。また、篠山紀信撮影で官能的な写真集とDVDを発表し、注目を集めた。近年では、『千年の愉楽』(若松孝二監督)に出演している。

STAFF


和島香太郎 監督

1983年山形県出身。
06年に京都造形芸術大学映像・舞台芸術学科(現・映画学科)を卒業後、BS-TBS「先生道」、「東京少女」で本編演出とメイキング映像を手がける。08年、文化庁委託事業「若手映画作家育成プロジェクトNDJC」に選出され、短編映画『第三の肌』(出演:りりィ、唐橋充)を監督。11年、仙台短篇映画祭プロデュースによるオムニバス映画『311 明日』に短編作品『WAV』を出品。本作は、翌年3月にフランス/ドイツ共同放送局arteの『court-circuit』で放送される。12年、詩人・黒田三郎による詩集を原作とした短編映画『小さなユリと 第一章・夕方の三十分』がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭の短編部門にて奨励賞を受賞。また、翌年の同映画祭10周年を記念して企画された『あなたが選ぶベスト3』では一般観客からの投票によって1位に選ばれた。今回、初の商業長編『禁忌』を監督。その他、杉野希妃監督作品『マンガ肉と僕』、『欲動』の二本で脚本を担当している。

古屋幸一 撮影監督

1974年福岡県福岡市出身。
慶應義塾大学総合政策学部を卒業。電通九州に7年間の勤務の後、撮影助手として活動を始める。 主に高間賢治氏に師事し、技師として独立後は映画のみならず、ドラマ、CM、企業VP、音楽VP等幅広く活動。 主な代表作は『超・悪人』(11)『見えないほどの遠くの空を』(11)『ニュータウンの青春』(11) 『何かが壁を超えてくる』(12)『けっこう仮面Re-born』(12)、『桜並木の満開の下に』(13)『いつかの玄関、たちと』(14)。 現在、文化庁新進芸術家海外研修制度にて米国ロサンゼルスにて撮影技術の研修中。撮影機材運営、カラーグレーディングを行うFOO(フー)を主宰。


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