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※順不同・敬称略

藤原竜也 (俳優)

すべてうまくいくわけではない。
何で今を生きているのか?
皆必ず泣く、泣く。そして失望する。
敬愛するキム・ギドクが今この時代に撮った!すごい。
あのキム・ギドクが撮った!凄い。
ボクは思う、これが人間なんだと。
ボクは、キム・ギドクの映画が大好きだ!

斎藤工 (俳優)※公式ブログ「斎藤工務店」より

相変わらず
内臓をギュルギュルさせられる

杉野希妃 (女優、監督、プロデューサー)

全て脱ぎ捨てて裸になれば、本当の自分になれるのか。
私たちは何故これほどまでに私たち自身が生み出した社会に翻弄されてしまうのか。
残酷だけれど、悲しいくらい"今"が刻まれている。
私たちの生き方を問いかけてくるキム・ギドクの叫び。
最期にあの男が見ていたものを、直視しなければならないのだと思った。

沢宮亘理 (映画ライター)

「天に代わって悪を裁く」という“必殺仕事人的”な痛快さ、
その一方で、「目に見えない権力構造」の何とも言えない不気味さ。
「ミンジュは何者?」という謎が明かされるクライマックス、
そして衝撃の結末まで、一瞬も緊張を切らさない、
キム・ギドクの巧みな話術に酔いしれました。
犯行者たちの口から飛び出す“指示”“責任者”という言葉も印象的でしたね。

大江治 (TVプロデューサー)

薄皮を剥ぐように明かされてゆく真実、怒り
煩悶と反抗のストーリー展開・・
引き込まれます。
マ・ドンソクも日本では知られた顏で
この顏の与えるインパクト大。

古河晋 (CUT副編集長)

人間が哀しい生き物であること、この世が地獄であることを、磨き抜かれた鏡のようにただありのまま映し出す、それがキム・ギドクの映画であり、『殺されたミンジュ』は、その最高峰とも言える傑作である。
もし、あなたが恵まれていても貧しくても、何かの加害者でも被害者でも、搾取する側でもされる側でも、信じるものを持っていてもいなくても、いずれにせよこの『殺されたミンジュ』という映画は、地獄にたたずむ哀しい生き物であるあなたをただありのまま映し出すだろう。
そんな映画は観たくないという人もいるかもしれない。
しかし、それはあなたの人生のどこかで、砂漠で差し出された1杯の水のような救いの存在となるかもしれないのである。

坂田正樹 (映画ライター)

正義と不義、非力と権力、被害者と加害者…全てがオセロのように入れ替わる曖昧な力関係に、社会の深い闇(病み)を感じました。ギドク監督が社会の不条理をえぐります。

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