COMMENTS
※順不同・敬称略
蓮實重彦(映画評論家)
テキサス育ちのこの新人監督の長編第二作には、二十一世紀に撮られた最も美しいショットと、
最も心に浸みるオーヴァーラップがまぎれ込んでいる。これを見逃してよい理由はない。
田中美保(モデル)
一言じゃ言い表せない、切ないキューッとくる愛のお話し。。。
とにかく見いってるうちにアッという間に終わってしまいました。
川口敦子(映画評論家)
観客の目にマリック「地獄の逃避行」、アルトマン「ボウイ&キーチ」の影をねじ込む新鋭監督は、といって後向きの愛にばかり淫してはいない。
かつてボウイ役で若さを美しく象ったK・キャラダインの成熟を眩しく見届け、アメリカ映画の俳優のさりげなさを全うさせる。
相変わらずの鼻声の歌の妙味も聞かせる。キャラダインの今、それだけで一見の価値ありと断言したい気にさせる。
石塚圭子(映画ライター)
感情を表に出すことを抑制しようとする彼らの眼差しから、どうしようもなくあふれ出てしまう、愛する人への想い。
守るべき存在ができ、愛が深まると共に、人は大人になっていく。
柔らかな光の中の、せつないラストシーンに涙が止まらない!
三好智之(HELLO//TEXAS)
1970年代のアメリカン・ニューシネマを思わせる淡い色彩とざらっとした質感、そして観る者の想像を喚起する余白を残した映像が美しい。
登場人物たちの無骨さの中に品をたたえたUSヴィンテージ・ウェアのさりげない着こなしは、N.ハリウッドに代表される昨今のポスト・アメカジ・ブランドの世界観に通じており、ファッション的視点で観ても楽しめる。
スクリーン・インターナショナル紙
紛れもない傑作
崇高かつ、悲劇的な愛の物語
ローリング・ストーン紙
危うい三角関係を、
詩的な映像で描き出したマスターピース
ガーディアン紙
★★★★★
なにものにも代えがたい孤高の傑作
リトル・ホワイト・ライズ紙
欠点の見つからない完璧な脚本
インディーワイヤー紙
全キャストの完璧なアンサンブルに、
心を揺さぶられる
スラッシュ・フィルム.com
極めて良質な現代の西部劇